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ubuntuでufwのloggingのログローテーションはどうやる?

公開日: 2025-02-12 15:26:05

   

カテゴリ: テクノロジー

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ubuntuでufwのloggingのログローテーションはどうやる?

UFWのログをローテーション

UbuntuでUFW(Uncomplicated Firewall)のログローテーションを設定するには、logrotateを使用します。以下に手順を示します。

1. UFWのログファイルの確認

UFWのログは通常、/var/log/ufw.logに保存されます。まず、このファイルが存在するか確認します。

ls /var/log/ufw.log

2. logrotateの設定ファイルを作成

/etc/logrotate.d/ディレクトリにUFW用のログローテーション設定ファイルを作成します。

sudo nano /etc/logrotate.d/ufw

3. 設定ファイルの内容

以下の内容をファイルに記述します。

/var/log/ufw.log {
    weekly
    rotate 4
    missingok
    notifempty
    compress
    delaycompress
    sharedscripts
    postrotate
        /usr/lib/rsyslog/rsyslog-rotate
    endscript
}
  • weekly: ログを週次でローテーションします。
  • rotate 4: 4世代分のログを保持します。
  • missingok: ログファイルが存在しなくてもエラーを出しません。
  • notifempty: ログファイルが空の場合、ローテーションしません。
  • compress: ローテーションされたログを圧縮します。
  • delaycompress: 直近のログファイルは圧縮せず、次回のローテーションで圧縮します。
  • sharedscripts: 複数のログファイルがある場合、スクリプトを一度だけ実行します。
  • postrotate: ローテーション後に実行するスクリプトを指定します。

4. logrotateの設定をテスト

設定が正しいかテストするために、以下のコマンドを実行します。

sudo logrotate -d /etc/logrotate.d/ufw

-dオプションはドライラン(テストモード)で、実際にはローテーションを行いません。

5. logrotateを手動で実行

設定が正しいことを確認したら、手動でローテーションを実行します。

sudo logrotate -f /etc/logrotate.d/ufw

-fオプションは強制的にローテーションを実行します。

6. 自動実行の確認

logrotateは通常、毎日自動的に実行されます。設定が正しく適用されているか確認するために、以下のコマンドでログローテーションの状態を確認できます。

cat /var/lib/logrotate/status

これで、UFWのログローテーションが設定され、定期的にログファイルが管理されるようになります。

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