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Claude Desktop x Claude Code(MCP)連携

公開日: 2025-03-28 12:06:50

   

カテゴリ: プログラミング

293 PV
Claude Desktop x Claude Code(MCP)連携

【開発者必見】Claude Desktop × Claude Code(MCP)連携でコーディング爆速化!AIと共に創る次世代開発環境へ

こんにちは!自然言語処理と生成AIのスタートアップで役員を務め、Udemy講師としても活動している神草です。

開発者の皆さん、日々のコーディング業務をもっと効率化したい、AIの力を最大限に活用したいと思いませんか? 定型的なコード生成、面倒なリファクタリング、厄介なバグ修正… これらをAIがサポートしてくれたら、開発はもっと創造的で楽しいものになるはずです。

Anthropic社が提供する強力なAIモデル「Claude」には、デスクトップアプリ版の「Claude Desktop」と、コーディングに特化したCLIツール「Claude Code」が存在します。そして、この二つを「MCP (Model Context Protocol)」という仕組みで連携させることで、まるで経験豊富なペアプログラマーが隣にいるかのような、革新的な開発体験が実現します。

「設定が複雑そう…」「具体的にどんなメリットがあるの?」と感じている方もご安心ください。この記事では、Claude DesktopとClaude Code(MCP)連携の魅力と、その具体的な設定方法、そして実現できる未来の開発スタイルについて、初心者にも分かりやすく、ステップバイステップで解説していきます。

さあ、AIと共にコーディングを爆速化させ、次世代の開発環境を手に入れましょう!

AIがあなたのコードを直接編集!?Claude連携が生み出す開発革命

今回ご紹介する Claude Desktop × Claude Code (MCP) 連携 の最大のポイントは、Claude Desktopという使い慣れたGUIのチャットインターフェースから、ローカル環境にある実際のコードファイルに対して、Claude Codeの強力なコーディング支援機能を直接実行できる 点にあります。

これまで、AIにコーディングを依頼する場合、 1. AIにコードを生成してもらう 2. 生成されたコードをコピーする 3. エディタにペーストして修正する 4. 必要ならファイルを作成・保存する といった手間がかかりました。

しかし、この連携を使えば、Claude Desktop上で「このファイルに新しい関数を追加して」「このクラスのバグを修正して」「リファクタリングして」のように指示するだけで、AIが直接あなたのローカルファイルを編集してくれる のです。まさに、AIがあなたの隣で一緒に開発してくれるような感覚。これにより、コーディングのスピードと質が劇的に向上し、開発者はより本質的で創造的なタスクに集中できるようになります。

なぜ爆速化?MCPが繋ぐGUIとCLIの最強タッグ

この魔法のような連携を実現しているのが「MCP (Model Context Protocol)」です。

MCPは、AIモデル(Claude)と外部ツール(Claude Codeなど)が連携するための共通言語のようなものです。Claude Codeは、このMCPに対応しており、「MCPサーバー」として動作させることができます。

具体的には、以下の流れで連携が実現します。

  1. Claude CodeをMCPサーバーとして起動: あなたのPC上でClaude Codeが待機状態になります。
  2. Claude Desktopから接続: Claude DesktopはMCPクライアント(ホスト)として、ローカルで起動しているClaude Code (MCPサーバー) に接続します。
  3. 指示と実行: Claude Desktopのチャット画面でコーディングに関する指示を出すと、その指示がMCPを通じてClaude Codeに伝達されます。
  4. ファイル操作: 指示を受けたClaude Codeは、ローカルのファイルシステムにアクセスし、コードの編集、ファイルの作成・検索、Git操作などを実行します。

つまり、Claude Desktopの直感的なインターフェース と、Claude Codeの強力なファイル操作・コーディング支援能力 が、MCPによってシームレスに統合されるのです。これにより、AIはプロジェクト全体の文脈(ファイル構造や既存コード)を理解した上で、より的確かつ効率的なコード編集を行えるようになります。

実践!Claude DesktopとClaude Code連携ステップガイド

それでは、実際に連携を設定してみましょう。ここではmacOS環境を例に解説します。(Windows環境でも同様の設定が可能です)

前提: * Claude Desktopがインストールされていること。 * Claude Code (CLIツール) がインストールされ、パスが通っていること。(インストール方法はAnthropicのドキュメント等をご参照ください)

1. Claude Codeのパスを確認する

まず、ターミナルでclaudeコマンドの場所を確認します。

where claude

実行結果として、/usr/local/bin/claudeのようなパスが表示されるはずです。このパスを控えておきましょう。

2. Claude Desktopの設定ファイルを編集する

次に、Claude Desktopの設定ファイルclaude_desktop_config.jsonを編集します。このファイルは通常、以下の場所にあります。

~/Library/Application Support/claude-desktop/claude_desktop_config.json

このJSONファイルを開き、mcpServersという項目を追加(または編集)します。

{
  "mcpServers": {
    "claude_code": {
      "command": "/usr/local/bin/claude", // ここに先ほど確認したclaudeコマンドのフルパスを指定
      "args": ["mcp", "serve"],
      "env": {}
    }
  }
  // 他の設定項目があれば、そのまま残してください
}

ポイント: * "claude_code": これはMCPサーバーに付ける任意の名前です。Claude Desktop上で表示されます。 * "command": 先ほどwhere claudeで確認したフルパスを指定します。 * "args": ["mcp", "serve"]: これにより、Claude Desktop起動時に裏側でclaude mcp serveコマンドが実行され、Claude CodeがMCPサーバーとして起動します。

ファイルを保存して閉じます。

3. Claude Desktopを再起動する

設定ファイルを変更したら、Claude Desktopを再起動します。

4. Claude DesktopからClaude Code (MCPサーバー) を利用する

Claude Desktopを再起動すると、チャット画面のツール選択メニュー(@を入力すると表示されることが多い)や、設定画面のMCPサーバーリストに、先ほど設定した名前(例: claude_code)が表示されるようになります。

これで準備完了です!あとは、チャットでAIに指示を出すだけです。

指示の例:

  • @claude_code ファイル 'src/utils.py' を開いて、新しい関数 'calculate_average(numbers)' を追加して。リスト内の数値の平均を計算するように実装してね。
  • @claude_code 現在開いているファイル 'main.js' の中で、'getUserData' 関数のエラーハンドリングを改善して。
  • @claude_code プロジェクト内の全ての '.css' ファイルを検索して、'color: #333;' を 'color: var(--text-color);' に置換して。
  • @claude_code git diff を表示して、変更内容を確認させて。
  • @claude_code 'tests/test_calculator.py' というファイルを作成して、さっき追加した 'calculate_average' 関数のユニットテストを書いて。

このように、自然言語で指示するだけで、Claude Codeがバックグラウンドで働き、あなたのコードを直接編集したり、ファイル操作を行ったりしてくれます。変更内容はGitで管理されている場合、コミットとして記録されるため(ezyang/codemcpなどのツール利用時)、安心して試すことができます。

コーディングの未来へ:AIとの協調で開く新たな可能性

Future of Coding Image source: Unsplash

Claude DesktopとClaude Code (MCP) の連携は、単なる効率化ツールではありません。これは、AIと人間がより深く協調し、共にソフトウェアを創造していく未来の開発スタイル の幕開けです。

この連携によって、開発者は以下のようなメリットを享受できます。

  • 圧倒的なコーディング速度: 面倒な定型作業や検索、ファイル操作から解放され、思考を止めずに開発を進められます。
  • 品質の向上: AIによるリファクタリング提案やバグ検出により、コードの品質を高められます。
  • 学習コストの削減: 新しいライブラリやフレームワークの使い方をAIに聞きながら、実際にコードを書いてもらうことで、効率的に学習できます。
  • 創造性への集中: 単純作業をAIに任せることで、より設計やアルゴリズム考案といった創造的な活動に時間を使えるようになります。

もちろん、AIが生成・編集したコードは必ず人間がレビューする必要がありますが、その手間を考えても、この連携がもたらす生産性向上効果は計り知れません。

ぜひ、あなたもClaude DesktopとClaude Code (MCP) の連携を試し、AIと共にコーディングを行う次世代の開発体験を手に入れてください。開発の常識が変わる、その瞬間を目の当たりにするはずです!

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